さかのぼる事、約４ヵ月前・・『ミラ』に３回目の発情がきました。

『ミラ』は、年に１度しか発情が現れない子でした。

これまでに何度も検査をしましたが、子宮も問題ないと診断されていましたので、交配を望んでいました。

飼主がいくら子供をほしいと思っていても、母体である『ミラ』の健康が第一です。

前回の交配では妊娠していなかったので、もうすぐ４歳を迎える『ミラ』にとって初産という事を考えると、今回がボーダーラインだと感じていました。

出血を確認して、交配を望む事を前提に診察をしていただきました。

交配に最も適している日を判断するため、何度かの診察をした結果、１回目の日にちが決まりました。

もちろん、病院と並行してブリーダーさんとも連絡をとりあっていたので、スムーズにすすめる事ができたと思います。

私は『ミラ』の飼主でもありトリマーでもありますが、医学のプロではありません。

一番近くで生活していて、変化をすぐに気付く事はできても、医療判断は動物医師である先生に診察してもらい、相談してからでも遅くはないかもしれません。

日頃から“かかりつけ”として何でも相談できる信頼する病院がある事は、とても大事ですし、それは人間もペットも変わらないと思います。

今回の交配から出産、今に至るまで、私自身もたくさん相談しました。

人間と違って話す事ができない分、責任重大ですからね。

家族であると同時に、その子の一生を託されるのですから・・

次は、交配後の診察から書きたいと思います。